社長挨拶
ガラスの可能性を追求し、
次代の課題解決に挑む
東工業は1955年の創業以来、ガラスを素材とした安全かつ高品質な製品を世に送り出してきました。創業当初は職人が手吹きによって製造していましたが、1970年の妻沼工場の設立を機に機械化・量産化を実現し、事業を拡大。以降、硬質ガラス製品、電球用バルブ、ガラス管などのソーダガラス製品の量産を通じ、幅広い業界の発展に寄与してきました。しかしどれだけ機械化が進もうとも、お客様にご満足いただける品質、スピードでの製造は、手吹きによって培われたガラスに対する知見と高度な加工技術があってこそだと考えています。この継承されてきた技術を持った「人」こそ、弊社の強みであり、誇りです。
また弊社が大切に想う「人」には、社員だけでなく、お客様や、熊谷を中心とした埼玉県、群馬県などの近隣地域の住民の皆様も含まれています。お客様には他社にはない価値の提供を、地域には雇用を通じた活性化を、そして社員には充実した毎日と誇りを。これらを実現することで、地域社会から本当の意味で必要とされ続ける企業を目指してまいります。
ガラスは近年、サステナブルな社会の実現に貢献できる素材として注目されています。我々はガラスの持つ無限の可能性を追求しながらも、新規事業の展開や海外マーケットの開拓など、従来の枠組みにとらわれない領域にも挑み、さらなる社会の発展に貢献していく所存です。ステークホルダーの皆様におかれましては、今度ともより一層のご支援、お引き立てを賜りますようお願い申し上げます。